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防滑溶剤工法・アクアグリップ®

アクアグリップ®という特殊な溶剤を使って、タイルや石材の表面に微細な穴や隙間を無数に開けて表面張力効果を増加させ、(CSR)=0.4以上の防滑を実現する工法。穴の大きさは幅、深さとも7~10マイクロメートル程度で肉眼では確認できません。また溶剤は水溶性なので加工後は水で洗い流せます。
磁器タイルの防滑施工面を電子顕微鏡で1,000倍に拡大しています。左の写真が施工前、右の写真が施工後です。
御影石・本磨きの防滑施工面を電子顕微鏡で3,000倍に拡大しています。左の写真が施工前、右の写真が施工後です。
アクアグリップ®による滑り止めは、コーティングとは異なる床面清掃の延長で行う防滑です。店舗やマンション等で行う一般的な清掃作業と似ています。そのため作業中の臭い・騒音も少なく、また長時間通行を止めることなく防滑処理を行うことが出来ます。作業完了次第、すぐ開放出来ることも大きな特長です。

①現場養生
②前洗浄
③水分除去
④防滑溶剤塗布
⑤中和洗浄
⑥乾燥
⑦ウルトラガード塗布
⑧防滑完了
また専用トップコート「ウルトラガード」と組み合わせることで、光沢を維持し、撥水性を高め、防汚性の高い防滑面に仕上げることも可能です。

アクアグリップ®溶剤

国土交通省認可団体の協同組合防滑業振興協会でも採用している防滑剤です。有機酸をベースとした、人・環境に配慮した安心・安全な防滑剤です。また温泉やプールサイド等、素足で歩く床への滑り止めにも対応しております。雨水と異なって特殊な成分や洗剤により、転倒事故のリスクが非常に高いこのような場所には、素足の滑りに特化した専用の防滑剤で処理を行います。
防滑への意識が高まり中、美観の維持と滑り止めを両立出来る仕上げを求める声は増えつつあります。お客様がどのポイントを最重要視するかを聞いた上で濃度調整を行い、その床独自の防滑洗剤を作ることも出来ます。

温泉
大浴場
洗い場
プールサイド

専用トップコート「ウルトラガード」で汚れにくい床に

アクアグリップ®の防滑処理を行った床は、ポーラス(細孔)が広がることで、汚れが入りやすくなります。専用のトップコート「ウルトラガード」処理を行うことで、汚れが付着しにくく、また付着した汚れを取りやすくすることが出来ます。主に白(に近い)色の床材、鏡面(磨き)仕上げの床材に推奨しています。
アクアグリップ®のみの場合は汚れが落ちづらくなっています。
アクアグリップ®+ウルトラガードの場合は汚れが落ちています。