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滑り止めは防滑塗料で対策!床の転倒事故を防ぐ加工のポイント

施設の安全対策は滑り止めと防滑塗料の適切な選択から

床が濡れているときや、雨の日のエントランス、スロープなどで起こる転倒事故は、高齢者や子ども、そして施設管理者にとって大きなリスクです。これらの事故を防ぐための対策の一つとして、滑り止め加工があります。滑り止め加工とは、床材の表面に特殊な処理を施すことで、摩擦抵抗を高めて滑りにくくする技術です。

しかし、どのような場所にどのような防滑塗料を使用すればよいのか、その加工方法や場所ごとの特性を理解し、適切な工夫をすることが重要になります。

この記事では、専門的な視点から、転倒リスクを防ぐための防滑対策について解説します。

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転倒事故は、施設の信頼性や運営に大きく影響する重大なリスクです。単なる事故で済まず、利用者の安全を軽視しているという不信感につながるほか、賠償問題に発展する可能性も否定できません。特に、高齢者や障がい者の方が利用する施設では、転倒防止は社会的な責任ともいえるでしょう。

ISSHINは、国土交通省認可の協同組合会員として、法令やバリアフリー法の基準に配慮した床の滑り対策を専門としております。滑り抵抗係数(CSR)の測定・報告書の発行を通じて、客観的なデータに基づいた施工をご提供いたします。景観を損なわない溶剤工法「アクアグリップ®」や、ペットにも優しい高耐久のUVコーティング工法「ウルトラハイグリップ」など、お客様のニーズに合わせた複数の選択肢をご用意しておりますので、施設の状況に応じた最適な対策が可能です。

日常に潜む転倒リスクと滑り止め加工で得られる安全面でのメリット

日常に潜む転倒リスクと滑り止め加工で得られる安全面でのメリット

施設内の安全を確保するうえで、床の滑り対策は非常に重要です。

ここでは、転倒事故が起こりやすい場所と、滑り止め加工がもたらす安全上のメリットについて解説します。

転倒事故が多発する場所

タイルや石材、コンクリートなど、滑りやすい床材は多くの施設で見られます。特に、出入口やスロープ、階段、トイレ、厨房、プールサイドなど、水や油で濡れやすい場所は、転倒事故が多発するおそれがあるため、防滑加工が必要な箇所です。高齢者や子ども、障がいのある方が利用する施設では、わずかな滑りでも重大な事故につながるおそれがあります。

滑り止め加工がもたらす安全面でのメリット

適切な滑り止め加工を施すことで、床面の摩擦抵抗を高め、転倒のリスクを大幅に減らすことができます。特に、雨天時や清掃後など、床が濡れている状態での安全性を高めることは、利用者の安心感につながります。これにより、事故防止はもちろん、万が一の場合の法的リスクの低減にも有効です。また、滑り止め加工の導入は、施設のイメージアップにもつながります。

使用場所に合わせた防滑塗料の選び方と施工のポイント

使用場所に合わせた防滑塗料の選び方と施工のポイント

防滑塗料は、その種類や特性によって適した使用場所が異なります。

ここでは、用途に合わせた適切な防滑塗料の選び方と、施工を成功させるための重要なポイントを解説します。

床材と環境に適した塗料の選定

タイル、石材、コンクリート、木材など、床材の種類によって塗料の密着性や効果が異なります。また、屋内外や常時濡れている場所など、使用環境も考慮が必要です。例えば、景観を重視する場所では、見た目を損なわない透明な溶剤が適しており、高い防滑性を求める場所では、骨材入りの塗料が推奨されます。

美観を維持する施工のポイント

施設全体のイメージを損なわないよう、床の美観を維持することは重要です。特に、商業施設やホテルなどでは、見た目が損なわれると利用者の満足度低下につながります。特殊な溶剤や無溶剤のUV樹脂を使用することで、既存の床の風合いを活かしながら、短時間で施工を完了させることができます。

通行止めを最小限に抑える施工

短時間での施工は、施設の運営に大きな影響を与えません。短時間で作業が完了し、完了次第すぐに通行が可能になる工法を選ぶと、営業や業務を中断する時間を最小限に抑えられます。

施工後も安全性を保つために自社でできる日常管理の工夫

防滑塗料の施工後も、効果を持続させるためには日々の管理が欠かせません。

ここでは、施設管理者自身でできる清掃やメンテナンスの工夫について解説します。

正しい清掃方法の実践

施工後の防滑効果を保つためには、適切な清掃が重要です。特に骨材入りの床面は、ホコリやゴミが溜まりやすいため、こまめな清掃を心がけます。強酸性・強アルカリ性の薬剤の使用は控え、中性洗剤と柔らかいブラシなどで清掃すると、床を傷つけず、滑り止め効果を持続させることができます。

定期的な点検と再施工の検討

人通りの多い場所や水の使用が多い場所では、徐々に防滑効果が薄れてくるおそれがあります。目視や触覚で滑りやすさを定期的に確認し、必要に応じて専門業者に相談することが、安全な状態を保つうえで大切です。特に滑り抵抗係数(CSR)を定期的に測定すると、客観的なデータに基づいて再施工の必要性を判断できます。

利用者に注意を促す掲示

滑りやすい場所には「足元注意」などの注意喚起のサインを設置するのも有効な工夫です。これにより、利用者が自ら滑りやすさを意識するようになり、転倒事故の予防につながります。

【Q&A】滑り止め加工についての解説

Q1:滑り止め加工は、どのような場所で特に有効ですか?
A1:滑り止め加工は、水濡れや油汚れが発生しやすい場所に有効です。具体的には、施設のエントランス、スロープ、階段、トイレ、厨房など、転倒リスクが高い場所での導入が推奨されます。
Q2:防滑塗料を選ぶ際に注意すべきことは何ですか?
A2:床材の種類や使用環境、そして施設の美観を維持できるかどうかが重要な選定ポイントです。また、通行止め期間を最小限に抑えられる、短時間で施工が完了する工法であるかどうかも確認するとよいでしょう。
Q3:施工後に滑り止めの効果を持続させるには、どのような工夫が必要でしょうか?
A3:効果を持続させるためには、適切な清掃と定期的な点検が不可欠です。中性洗剤を使用し、定期的に床を清掃することや、滑りやすさを確認し、必要に応じて専門業者に相談することが効果的です。

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